労災保険法の用語一覧

労災保険法(労働者災害補償保険法)は、業務災害・通勤災害に対する保険給付を定めた法律です。給付基礎日額の計算、休業補償給付、障害等級、特別加入制度、二次健康診断等給付、社会復帰促進等事業など、社労士試験で問われる頻出テーマを網羅的に解説しています。

労災保険の適用事業とは?当然適用と暫定任意適用の違いを一覧で解説

労災保険の適用事業とは、労働者災害補償保険法(ろうどうしゃさいがいほしょうほけんほう)が適用される事業のことを指します。労働者災害補償保険法第3条第1項では、「この法律においては、労働者を使用する事業を適用事業とする。」と定められています。

保険給付基礎額とは?労災保険法の重要ポイントを徹底解説

保険給付基礎額(ほけんきゅうふきそがく)とは、年金たる労災保険給付等の額を算定する基礎となる金額です。原則として、労働基準法第12条に規定する「平均賃金」に相当する額に365を乗じた額となります。なお、休業(補償)等給付など日単位で支給される保険給付の算定には「給付基礎日額」が用いられます。

労働者死傷病報告とは?社労士試験の重要ポイントを徹底解説

労働者死傷病報告(ろうどうしゃししょうびょうほうこく)とは、事業場の労働者が労働災害などにより死亡または休業した際に適用される制度です。休業日数が「死(4) に至るような重い災害」とイメージして、「4日以上なら遅滞なく」と覚えましょう。社労士試験で問われる要件やポイントを具体例とともに解説します。

逸脱・中断とは?通勤災害の例外7類型

通勤災害(つうきんさいがい)における「逸脱(いつだつ)・中断(ちゅうだん)」とは、労働者が通勤の途中で、合理的な通勤経路から外れたり(逸脱)です。根拠となる条文は、労働者災害補償保険法第7条第3項です。この「日常生活上必要な行為」は、厚生労働省令で具体的に定められています。

第三者行為災害とは?労災保険法の重要ポイントを徹底解説

第三者行為災害(だいさんしゃこういさいがい)とは、労災保険の給付対象となる災害が、保険関係の当事者(政府、事業主、被災労働者)以外の第三者の行為によって生じです。そして、政府が取得した権利に基づいて、加害者である第三者に対して支払いを求めます。

業務起因性とは?業務遂行性との違いと労災認定の判断基準

業務起因性(ぎょうむきいんせい)とは、労働者の負傷、疾病、障害または死亡(以下「傷病等」といいます)が、業務を原因として生じたと認められることをいいます。労働者災害補償保険法(以下「労災保険法」)における業務災害と認められるためには、「業務上の事由」による傷病等である必要があります。

業務遂行性とは?3つの類型と業務起因性との違い【労災認定】

業務遂行性(ぎょうむすいこうせい)とは、労働者が労働契約に基づいて事業主の支配下にある状態で発生した災害であるかどうか、という労災認定における重要な要件の一つです。労働者災害補償保険法(ろうどうしゃさいがいほしょうほけんほう)には「業務遂行性」という言葉の直接的な定義規定はありません。

複数事業労働者とは?労災保険法の重要ポイントを徹底解説

複数事業労働者(ふくすうじぎょうろうどうしゃ)とは、事業主が同一でない2つ以上の事業に使用される労働者のことです。この定義は、労働者災害補償保険法(ろうどうしゃさいがいほしょうほけんほう)第1条に明記されています。「複数事業労働者の補償はを解説します。

メリット制とは?労災保険料の増減率と適用要件をわかりやすく解説

メリット制とは、事業の種類が同じでも、個々の事業場の災害発生率には差があることから、事業主の保険料負担の公平性を確保し、労働災害防止努力を促進することを目的とした制度です。これらを正確に押さえることが得点に繋がります。1. 事業の継続性 保険関係が成立してから3年以上経過していること。

社会復帰促進等事業とは?労災保険法の重要ポイントを徹底解説

社会復帰促進等事業(しゃかいふっきそくしんとうじぎょう)とは、労災保険法に基づき、政府が被災した労働者やその遺族の福祉の増進を図るために行う事業のことです。1. 社会復帰促進事業: 被災労働者の円滑な社会復帰を促進するための事業。社労士試験で問われる要件やポイントを具体例とともに解説します。

給付基礎日額とは?計算方法とスライド制・年齢階層別の最低限度額

給付基礎日額(きゅうふきそにちがく)とは、労災保険の給付額を計算する際の基礎となる1日あたりの金額のことです。労働者災害補償保険法(ろうどうしゃさいがいほしょうほけんほう)第8条第1項で「労働基準法第12条の平均賃金に相当する額」と定められています。

特別支給金とは?労災保険のポイントを徹底解説

特別支給金(とくべつしきゅうきん)とは、労働者災害補償保険法(ろうどうしゃさいがいほしょうほけんほう)に基づき、労災保険の保険給付に上乗せして支給されるお金のことです。これは、被災した労働者やその遺族の福祉の増進を図るための「社会復帰促進等事業」の一環として行われるものでを解説します。

二次健康診断等給付とは?労災保険法の重要ポイントを徹底解説

二次健康診断等給付(にじけんこうしんだんとうきゅうふ)とは、労働安全衛生法に基づく定期健康診断(一次健康診断)の結果です。これは労働者災害補償保険法第26条に定められており、業務災害を未然に防ぐことを目的としています。1. 目的過重労働などによる脳・心臓疾患(過労死)を未然に防止することが目的です。

葬祭料とは?労災保険の重要ポイントを徹底解説

葬祭料(そうさいりょう)とは、労働者が業務上の事由または通勤によって死亡した場合に、その葬祭を行う者に対して支給される労災保険の保険給付です。業務災害による死亡の場合は「葬祭料」、通勤災害による死亡の場合は「葬祭給付」と呼ばれますが、給付内容は同じです。

介護補償等給付とは?労災保険の重要ポイントを徹底解説

介護補償等給付(かいごほしょうとうきゅうふ)とは、業務災害または通勤災害により、障害(補償)等年金または傷病(補償)等年金を受給している労働者がある制度です。業務災害の場合は「介護補償給付」、通勤災害の場合は「介護給付」と名称が変わりますが、給付内容は同じです。

傷病補償等年金とは?労災保険法の重要ポイントを徹底解説

傷病補償等年金(しょうびょうほしょうとうねんきn)とは、業務災害または通勤災害による傷病の療養開始後、1年6か月を経過した日、またはその日以後において支給される制度です。傷病補償等年金の支給決定は、被災労働者からの請求に基づいて行われるのではなく、所轄の労働基準監督署長の職権によって行われます。

障害補償等給付とは?労災保険の重要ポイントを徹底解説

障害補償等給付(しょうがいほしょうとうきゅうふ)とは、業務上の事由(業務災害)または通勤(通勤災害)による傷病が治った(症状固定)ときに支給される給付です。業務災害の場合は「障害補償給付」、通勤災害の場合は「障害給付」と呼び、これらを総称して「障害補償等給付」といいます。

特別加入制度とは?対象者4種類と加入手続き・給付内容を解説【労災保険】

特別加入制度(とくべつかにゅうせいど)とは、本来、労働者災害補償保険(一般に「労災保険」といいます)の対象とならない事業主や一人親方(ひとりおやかた)です。このような背景から、特別加入制度が設けられています。対象者の種類とそれぞれの要件を正確に覚えることが重要です。

遺族補償年金とは?受給資格者の範囲・順位と年金額の計算方法

遺族補償年金(いぞくほしょうねんきん)とは、労働者が業務上の事由により死亡した場合に、その労働者によって生計を維持されていた遺族の生活を保障するために設けられた制度です。詳細な定義や要件については、労働者災害補償保険法(労災保険法)の条文をご確認ください。

休業補償給付とは?労災保険法の重要ポイントを徹底解説

「休業補償給付(きゅうぎょうほしょうきゅうふ)」とは、労働者災害補償保険法(ろうどうしゃさいがいほしょうほけんほう、以下「労災保険法」)に定められている保険給付の一つです。今回ご提示いただいた参考法令データは労働基準法の一部であり、労災保険法の「休業補償給付」に関する直接的な規定は含まれておりません。

療養補償給付とは?労災保険法の重要ポイントを徹底解説

療養補償給付(りょうようほしょうきゅうふ)とは、労働者災害補償保険法(ろうどうしゃさいがいほしょうほけんほう、以下「労災保険法」といいます)に定められている保険給付の一つです。労働者が業務上の事由または通勤によって負傷し、または疾病にかかった場合に、必要な療養の給付を行う制度です。

業務災害と通勤災害の違いとは?認定要件と給付内容の比較表

業務災害(ぎょうむさいがい)とは、労働者の業務上の負傷、疾病、障害又は死亡をいいます。一方、通勤災害(つうきんさいがい)とは、労働者が通勤により被った負傷、疾病、障害又は死亡をいいます。根拠となる条文の詳細は、労働者災害補償保険法第7条等に定められています。